お金持ちになる100冊その2「金持ち父さん貧乏父さん」改訂版
お正月で家族で妻の義実家に来ています。二歳の娘の昼寝の隙に読み返しており、自分で見返す用にもサマリます。
金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]
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- 価格: 1,760円
金持ちはお金のためには働かない
やはりこの本の第一のそして最重要の要点は、第1章のテーマでもある『金持ちはお金のためには働かない』ではなかろうか? お金のために働くとは、つまり時給900円のコンビニバイトも時給50,000円の弁護士だろうと、働かないとお金がもらえない=国や会社がルールを作った中で、ラットレースを走り続けなければならない、状態なのである。
知識・スキルだけ高くても金持ちにはなれない
では、金持ちはどうするかというと、お金で株を買って配当をもらったり、不動産を買って家賃をもらったり、自分がお金のために働くのではなく、お金が自分のために働くように仕向けるのだ。
例えば、マクドナルドよりおいしいハンバーガーを作れる人はたくさんいるが、マクドナルドほどうまく儲けた人はいない、という話はビジネスの仕組みやルールを作る側に回り、お金が入る仕組み自体を考えることの重要性を示しており、サラリーマンとしてラットレースを走り続け、英語を学んだり、社会人大学院でMBAを取ったりと自分なりに努力しながらも、たいして資産が築けなかった自分には非常に耳が痛い言葉だ。
資本主義のルールを的確に寓話も交え、わかりやすく表現されていて、もう義務教育で教科書にして欲しいぐらい優れた本だ。