すえログ

しがないアラフィフリーマンが金融庁の2,000万円レポートに衝撃を受け、投資にチャレンジするブログ。不動産勉強中。楽天証券で楽天VTI満額つみたて中。新NISA、高配当株。

 読書感想文:加藤ひろゆき「ベンツは20万円で買え」

GWに読んだ本。これはある意味、不動産本より加藤ひろゆきさんのエッセンスが詰まってるのではないだろうか? 車という趣味を通じて、「いかに豊かに生きるか?」という加藤ひろゆきイズムが凝縮されているからだ。

実際ワタシは普段は電車通勤(JR駅徒歩10分)で都内に通勤、カーシェアのカレコが通りを挟んで300m先のマンションに住んでおり、ベンツはもちろん、軽自動車すら購入予定がないが非常に面白く読むことができた。

この本はただ、ベンツを20万円で買うという本ではない。実際に加藤ひろゆきさんも20万円では買っていないw ベンツSLK230は50万円で購入。しかもその際に、ホンダのモビリオダイハツハイゼットを下取りに出しているのだww

冗談はさておき、 重要なのは価値と価格の歪みを狙うという考え方だ。加藤先生によると、日本車は厳しい車検制度や世界的メーカーが複数あるという地域特性などもあり、海外と比べて格段に中古車が安くて状態がよいのだそうだ。実際加藤先生も1,500万のレクサスを70万で買ったりしており説得力がある。

実は、これは加藤ひろゆきさんの激安中古戸建とまったく同じ考え方。10分の1の値段になっても、車としての価値は10分の1にはなっていない。また、新築信仰や一般的な思い込みにより、価格の歪みが発生するのも一緒だ。(例えば田舎はNG、築古はダメ、みたいな一般論だろうか?)

サラリーマンが普通の生活をしていてはお金は貯まらない。 新築の家と新車は政府と大企業が儲かるための仕組み、洗練された投資家たるもの、敵の作ったルールに乗ってはならないのである。

そしてワタクシのロールモデルとして敬愛し、当ブログに度々登場している彦根の投資家、波乗りニーノさん(年間家賃収入8,000万円)は4年落ちで買った走行距離23万キロのVOXYに乗っている。

大企業や国(=敵)の作ったルールのために無駄金を使わず、田舎でぶったるんだ、しかしお金に困らず、仲間や家族に囲まれて楽しくて豊かな暮らしを送る、ニーノさんのいう「お金持ちより時間持ち」というマスターマインドがそこにはあるのだ。

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マスターマインド

マスターマインド」とは?
2人あるいはそれ以上の人たちが、完全な調和を基盤とし、独立した各個がお互いの持つ知識や経験を分かち合って、共通の目的・目標を達成するために構築された頭脳集団であり、この「マスターマインド」によって、個人の脳力を超えて成功のスケールが際限なく拡大される。

株式会社エス・エス・アイより引用。
【お金持ちになる100冊その13】