新型コロナと在宅勤務の過ごし方:敵の作ったルールに乗らない
気が付けば新年度に不動産関連の新規事業の部門に異動して二週間。一度も出社していない。新しい職場でZoomの定例会にも参加し出すなど、周りも含めて少しずつ在宅勤務に慣れているようだ。3月から始まり、在宅勤務もはや1ヶ月半(今のところ政府の緊急事態宣言と同じく5月6日までの予定)。これまでの反省も含め、以下を実施のこと。
・TV、SNS、ネットニュースを見過ぎない。
コロナに関して悲観したり、パニックを煽ったり、政府をやたらに批判するようなものばかりで見ていて気が滅入る。しかも、視聴者が恐怖に駆られてTVやネットを依存症のように見れば見るほど、TVの視聴率は上がり、ネットのPV(ページビュー、閲覧数)は上がり、コンテンツの提供者側はどんどん儲かるのだ。敵の作ったルールに乗らない。ワタクシはYouTubeも毎月1,180円を払い広告が出ず、オフライン再生もできるYouTube Premiumに加入しているし、Netflixで有料だけど優良なコンテンツも見られる。広告を見る対価として無償のTV地上波やネットニュースで貴重な可処分時間や感情の起伏を無駄遣いしないようにしよう。
・今しかできない時間の使い方をする
①宅建士の勉強
異動先の新部署では宅建士の資格取得が推奨されており、試験の費用には会社の補助が出て、合格すると月1万円の手当が出る。必ずしも不動産投資には必須ではないけど、吉川英一先生も持っているし、知識は邪魔になるものではないので勉強することとする。調整地域とそれ以外の地域の分類とか、高度地区と高度利用地区の違いとか、なんとなく販売図面を見たときに字面で流していたものが少しずつわかって面白い。テキストと問題集は吉川英一先生も推奨の「らくらく宅建塾」を使用。
②良質な映画や書籍に触れる
普段、読書や動画は通勤電車の中で読んだり見たりしていたので、あまり重い内容のものや長いもの読んだりを見たりすることはなかった。時間がないと読めない古典や名作を読もう。映画は名座でやってる昔のアカデミー賞受賞作のようなものをみる。加藤ひろゆき先生の影響か、最近太平洋戦争ものが読みたい。
③子供と触れ合う時間を増やす
千葉県ではGW明けまで保育園もお休み(強い登園自粛要請)なので、お風呂に入れたり絵本を読んだりしよう。GWには実家に帰る予定だったけど、里帰り感染の恐れもあるので今年は多分帰省なしかな。
・今後しばらくの投資方針
①不動産
今年中に戸建て家賃月額5万ぐらいのをできれば利回り15%ぐらいで買いたい。値段は去年よりやや下落してきているが、3月の株価ほどダイナミックな落ち方はしていない。実体経済が悪化して反映されるまで半年以上かかるのではないか? 浦田健先生は不動産が下がるのは2022年と言っているし、リーマン時の経験などから景気の悪化から実際の価格下落まで2、3年はかかると見る向きも多いようだ。
②株式
なんと予想外に米国も日本も3月の底値から半値戻しで復活してきている。全く予想外だ。相場は本当に読めない。思えば東日本震災の直後も、日本に対する失望売りから円安になるかと思いきや、海外資産を売却して手元流動性を厚くしたい日本企業の円買いにより、空前の円高となった。相場は常に予想外が起こるのでもう短期で読もうとするのは諦め、下記を愚直に実施。
- 401kとつみたてNISAは上限まで外国株式インデックスで買い付け(ニッセイと楽天全米)。計月9万円、ドルコスト平均法でコツコツ
- 日本株は米国に比べて明らかに売られ過ぎであり、TOPIXのインデックスで月5万円積み立て開始
そして、素人なりになぜ今日本で株高になっているかを考察してみる。(あまり定量データのない妄想です)
- 薄い出来高の中で極端な値動きをしており、日銀のETF買いもあって、下落をさせない政治的な意図
- もともと日本市場は売り込まれており、バブルを謳歌した米国と違いこれ以上の下落余地が少ない
- 世界中でワクチン開発や既存薬の臨床試験など行われており(HIV薬やインフル薬の流用など)、近い将来のコロナ解決を織り込み(科学的、医学的な実現可能性はさておき、市場参加者のコンセンサス)
- 世界で資金ジャブジャブの中、債権は利回りが史上最低レベル、不動産はコロナリスクが高い(特に中国インバウンド壊滅でオリンピック中止の宿泊と在宅勤務影響を受けるオフィス需要、東京の空室率は1−2%だったが、リモートができるまともな事業会社でこれ以上床を拡げたいだろうか?)ので、消去法的に株式しか行き場がない
ともあれ、しばらく仕事も暇でコロナで内見もあまり行けないと思うので、読書や映画、子育てのブログも書ければと思います。
敵の作ったルールに乗らず、自分の時間を作って行こう。