すえログ

しがないアラフィフリーマンが金融庁の2,000万円レポートに衝撃を受け、投資にチャレンジするブログ。不動産勉強中。楽天証券で楽天VTI満額つみたて中。新NISA、高配当株。

創業融資・マル経相談で商工会に

サラリーマン大家に銀行融資が閉まっている中、主にブログ、Twitter界隈で今、マル経が熱いとの噂を耳にして、会社を午前半休し地元の商工会議所に経営相談に行ってまいりました。

マル経とはざっくりいうと、従業員が20人以下の小さい会社だけが受けられる融資で、

  • 最大2,000万円
  • 無担保・保証人不要
  • 金利(1.25%前後)※しかも3年間市から1%の利子補給あり
  • 最大10年

というメリットがあります。

マル経融資の概要www.jcci.or.jp

1週間ほど前にあらかじめ電話でアポを取り、面談へとこぎつけました。子供がよく遊んでいた児童館に近いので何度か前を通ったことはあるのですが、中に入ったのは初めてでした。

下記で紹介した、公庫融資の解説本を参考にしながら、

  • 簡単な自己紹介(サラリーマンとしての経験、プライベートで引越しが多く内見が好きだったエピソードなど交え)
  • 創業の背景、思い
  • 市場の状況(周辺の賃貸市場)
  • 想定の仕入れ状況(土地や中古戸建価格)
  • 売上の計画
  • 必要融資額

などを、公庫のオフィシャル資料ではなく、グラフやイメージ写真も交え自分でパワポでまとめて持参しました。
(これは「経営相談」として行ったので、いきなり融資の話にはならないかも?と思ったのと、見たことがある方はご存知だと思いますが、公庫の資料は事業内容が数行とかしか書けないので、初対面資料としては簡略過ぎるかも考えたからです)

なお、不動産本を読んだり、先輩大家の話を聞いたことがある方はご存知かもしれませんが、金融機関に融資の話にいくときに「不動産投資」という言葉はNGワードです。なので、今回も空き家再生、シルバー雇用、子育て支援で地域に貢献する「不動産賃貸業」として、仕上げました。
※戸建て賃貸想定。アパマン考えている方は別ストーリー必要ですね。

実は面談に向かう前には大きく2つの不安要素がありました。それは、

1. 本業がサラリーマンである
2. 対象が不動産である

というものです。対応してくれた商工会の融資担当の方と話していくと、

1.は問題なし、むしろ創業融資は本業で生活できており、返済が問題ないという経済状態の方が受けやすかも、とのこと。また、自己資金が物件の平均価格以上あったことも好印象だったようです。

2.については、戸建て賃貸の大家さんであれば、あまり業界経験はシビアには問われないようです。企画書はこのレベルで問題ないので、次回はマイソクで実際に物件を持ち込んで下さいとのことでした。

ただ、今回の融資はネット界隈で熱いマル経ではなく、公庫の創業融資を商工会から推薦する、という形になるとのこと。それだと、利率は2%になるが、1年事業を回したあとは借り換えも可能とのこと。

マル経融資のためには商工会メンバー(年会費1万2,000円)になった上で、市内で1年の事業経験が必要だそうです。※自治体によって条件が微妙に違うようなので要確認

今回はマル経は受けられなかったのですが、公庫であればサラリーマンの新規でも門は閉じてないのが確認でき、ほっと一安心。物件探し前向きに取り組んで行きたいと思います。

参考資料。内容は主に公庫向けです。

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起業で使える事業計画書のつくり方

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